動画戦略の基本は前回に書きました。
今回は、もし自分が今小規模サロンのオーナーだったり、マーケティング担当者なら動画をこうやって初めて行くと妄想したことをつらつらと書きます。勿論フィクションです。
小規模サロンは、色々と悩みがあります。一言で言うなら「リソース(資源)」が限られていることだと思っています。
時間、人、物、お金・・・規模関係なくですが、無限にあるわけではありません。ここを考えながら、動画を現実的に始めて行かなければなりません。
動画戦略の基本設計として
「認知」「リレーション」「ニーズ」
がありました。
認知とリレーションの動画には、上質さとちゃんとした企画や構成が求められ、ニーズは今知りたいに応える動画なので、ニーズを満たすことをクリアしていれば問題ない。
認知を目的とした動画は、CM的に活用、制作することが多く、コストも高い。ほとんどのお店や会社はCMをする余裕はない。
なので、
認知動画は一旦置いておく。今は撮らない選択をする。
見栄を張りたいので撮りたがるけど今は我慢。
リレーション要素が重視された上質な動画を少ない本数でもしっかり作ること。ニーズの動画は今いるお客様と一緒に作っていくことにする
動画は資産になる。
質だけでなく数も大事なので、ニーズ動画は決して無理をしない動画制作に努める。
1、機材の準備
2、リレーション目的で撮る動画を決める
3、リレーション動画で必要なことを整理する
4、ニーズ目的で撮る動画を決める
5、ニーズ動画で必要なことを整理する
6、計画に落としこむ(ここまで1日)
7、行動する
1、機材の準備
スマホスペックをチェック(iphoneなら6以降がオススメ)
事前に三脚を買っておく。
スマホを三脚に止める器具もセットで大体5000円ぐらい。
2、リレーション目的で撮る動画を決める
顧客の方が見ても喜んでくれるようなサロンを映す動画、サロンの雰囲気がわかる動画、あわよくば、求職者の参考にもなるような動画
既存の方も新規の方もサロンの距離を近くに感じてくれるような(写真では難しい)動画制作を目的にする。
3、リレーション動画で必要なことを整理する
「自分たちで撮れる動画はどれか」
ポイントは、定点で撮れること、セリフが(ほぼ)ないこと、複雑そうな編集にならなそうなこと
・撮影時間はどのくらい必要か
・外注するとしたらどんな動画を撮る時か
時間をかけて作るリレーション動画は作ってみて反省してしまうと時間がかなり勿体ない。事前に考えられることはしっかり考えておく。
4、ニーズ目的で撮る動画を決める
ヘアアレンジ、ヘアセット、ヘアスタイリング、前髪カット
ありがちだけど、この4点は抑えておきたい。
5、ニーズ動画で必要なことを整理する
・定点カメラで撮れそうかイメージする
・お客様にお願い出来そうなこと、モデルが必要なことはどれか
・顔が写らないような構図で撮れる時はどんな時
・映る時はどんな時かを事前にチェックする
・編集用のアプリやソフト、何か使えそうなのはあるか
6、計画に落としこむ(ここまで1日)
・リレーション目的の動画は撮影日をチェック
・ニーズ動画はお客様の来店スケジュールをチェック
・いつまでに、どの動画が何点どこにアップされている状態かをイメージして目標をセットする
【目標】(例)
◯月◯日までに、リレーション動画を1点制作して、ホームページにアップする
◯月◯日までに、ニーズ動画を5点制作して、SNSでアップする
7、行動する
せっかく撮った動画をそれぞれアップするだけなら勿体無い。どうせならYouTubeに専用チャンネルを作って、いつでもいつまでも見れるような状態にしよう。1点2点では価値が小さくても集まればそれだけで集客効果が高まる。
以上です。
いかがでしたでしょうか。
ただ動画を撮るだけでは失敗することもあるかもしれませんが、目的を整理して現状を分析して取り組めることをしっかり取り組めば進めれそうではないですか?
動画制作や動画の活用戦略に関しての相談も承ります。
気軽にご相談下さい。
それではまた!次はYouTube専用チャンネルの作り方や、インスタグラム動画のYouTubeアップ方法、大規模サロン妄想など(順不同)を書きたいと思います。
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