●動画を構成しているものを知ろう
●そもそも青天井だから価格が見えない
●安い動画制作には理由あります
●価値を見極めて正しいコストで動画撮影を依頼しましょう
●動画を構成しているもの
・撮影(機材含む)
・編集
・音声(BGM)
・キャスト
・企画
・統括(ディレクション)
制作内容により項目は増減しますが、主には上記のイメージです。
●青天井だから価格が見えない
動画を構成しているものの中で、価格が明確なものがほとんどありません。
BGMや機材など、購入時にはお金が明確なものも、その対象はどれほど種類があるか。
数えられない音楽の中からベストなものをチョイスする「企画」と「統括」が必要ですし、編集によってどこからどこまで使うかを調整する必要があります。
キャストを使う場合も、キャスト自体は明確な費用でも、誰をいつどう使うかなどはイメージがないと選べません。
ここも「企画」「統括」が必要なスキルとなっています。
動画制作費は撮る技術ももちろんですが、企画や統括の経験がある方、創造性が高い方、それぞれによって費用が変わります。
《目的/なぜ動画なのか?》
を明確にした上で、
《結果/何を求めるか》を明確にして
動画制作を考えると必要なことのイメージがわかり、少なくとも漠然と高いという印象は受けなくなると思います。
●安い動画制作には理由あり
なぜ安いか、
それは制作側が多くの動画制作を受けることが出来るから、
にあります。
多く制作を受けることが出来るということは、企画〜撮影〜納品が仕組み化されていると思います。
これは、大体どの職種も同じです。
格安で出来ているところには、大量を捌ける仕組み化、そして大量に受けることが出来る仕組みがあります。
撮影や編集方法の仕組み化、企画統括のも一種のフレームを用いることが多いです。
採用動画なら
「1分で」
「このアングルでカメラを入れて」
「こんなイメージの内容を話す」など、
撮影技術や経験がまだ少なくても仕事が可能な流れを持てることが安く出来る重要な要素です。
このようなフレームでおおよそが決められたものではなく、
1本1本内容を変化させる、
新しいシーンやカットを入れて秒数を伸ばす時などには判断や創造出来る人の力が必要となり、技術や任せられる安心に対して価格がどんどん上がっていくことになります。
(美容業界と似ていますね)
●価値を見極めて正しいコストで動画撮影を依頼しましょう
動画制作の依頼件数はこの数年で確実に増えていると思いますが、
プロ制作の動画が普及しているかで考えると、
(増えているがそこまでまだ多くない)というのが自分の感想です。
動画アプリも流行りの兆しが見え、ヘアアレンジ動画などはかなり増えてきている気はします。
プロのような素人、素人のようなプロである(ややこしい)
ユーチューバーが制作した動画もクオリティが高いものもありますが、
やはり動画撮影の技術においてはやはりプロにはかないません。
(ユーチューバーの方は構成や企画が抜群に面白い人が多い印象を個人的に持ってます)
最近美容師の皆様の中でもカット料金が万を超えて設定する方も増えてきました。
ここは上記でも(美容業界とよく似ている)と表現していますが、映像制作の価格は非常に近しい部分があります。
青天井とわかっている中で、
「価値」を買う。
「価値」に対して価格を設定する。
自身が信頼している人に発注して安心して任せられる、
誇りを持てる、
自己ブランディングが出来る、
などいった様々な価値です。
《目的/なぜ動画なのか?》を明確にし、
《結果/何を求めるか》を設定する。
動画制作を行う価値を正しく見ることで正しいコストが見えてきます。
抑えるべきコストは抑え、
投資はしっかり行う。
そうすれば数も質も高められる動画制作ができると思います。
それでは・・・。
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